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  • 2023 sch-sch

今度の家は“Japandi(ジャパンディ)”


Second House sch-schから車で5分くらいのところに、小さな小さな家を見つけました。前のオーナーさんがアトリエにされていた家です。この家を選んだ決め手は、南側を流れている小川(よりちょっと迫力あるかな?)のせせらぎ。そして、南の全面窓。そこから見える借景。


夏は、窓を開けて涼しい風を感じながらせせらぎに耳を傾け、秋は色づいた葉がはらはらと散りゆくのをせせらぎの流れをBGMにぼんやりと眺め...そして冬。さすがに、寒すぎて窓を開けてせせらぎの調べを楽しむことはできませんが、窓越しのすっかり葉が落ちた木立の間から、なんと浅間山が見えることに気付きました。


Second House sch-schは、フィンランドの輸入住宅をリノベーションしたこともあって、コンセプトは迷うことなく「北欧風」でしたが、今回の家は木をたくさん使ってはいるものの北欧を前面に出すという感じの家ではありませんでした。どんな感じにしたら素敵になるのかと夫と訪問するたびに考えていたところ、たまたま一緒に遊びに来ていた娘が「“Japandi(ジャパンディ)”だね」と一言。


ちなみに、“Japandi(ジャパンディ)”とは、Japanese(日本の)とScandinavian(北欧の)をミックスしたインテリアスタイルのことです。欧米を中心に人気があり、国内でもインテリア好きが「次に流行りそう」と注目しているのだとか。(参照:https://www.nichi-bei.co.jp/column/32/ )


「いいかも!」ということで、今回のコンセプトは“Japandi(ジャパンディ)”に決定!私たち流の捉え方で家具等を選んでいくことにしました。


まず、いつもお馴染み(いつも無理を言っても快くお仕事をしてくださる)高原都市開発さんにリフォームをお願いしました。

リビングダイニングキッチン&寝室を兼ねた平面的なスペースを立体的な空間にするために、小上がりを造っていただきました。収納が少ない家でしたので、小上がりの下には、引き出し収納もついています。ここにダブルとシングルのベットマットを敷きます。


夫がこだわりの薪ストーブスペース。今回はコンパクトでリーズナブルな、小さな家に合ったスペックのものを選んでみました。デザインが気に入っています。高原さんが選んでくださった白いタイルもイメージにぴったり。35㎝の薪(通常45㎝)用だったことが少々悔やまれます...。


照明や薪ストーブの小物も、ネットやお店にでかけてイメージに合うものを探しました。(実はこれをしている時が一番楽しい時間なのです)IKEAで買った電球は、照度が低いんじゃない?と夫からの評判はいまいちでしたが、私的には雰囲気抜群のもので、気に入っています。薪ラックは、前々から薪ストーブや小物関係、人工薪を購入しているお気に入りのお店、長野総商さんで買いました。ショウルームの空間が本当に素敵で、いるだけで癒される素敵なお店です。


キッチンは、真っ赤でとても綺麗でしたのでそのままです。密かに憧れていたワイングラスラック?をつけてみました。夫は、本当に落ちてこないの?と今でも心配しています。


絶対に外せないのが、全天候利用可能な屋根付きウッドデッキ。前のオーナーさんが売りに出す時にリフォームしてくださっていたウッドデッキに、今回は屋根をつけていただきました。今の時期、落ち葉で少々残念なルックスですが、春にはきれいにお除して、夏にはBBQを楽しめる空間にしていこうと思っています。もちろん、こちらからもせせらぎの調べを楽しんでいただけます。


そして、これこそ絶対に欠かせないのがサウナ。始めはサウナなしで、とも思いましたが、Second House sch-schのサウナが思っていた以上にゲストの方に気に入っていただけたこともあって、こちらにも造っていただくことにしました。このウッドデッキの北側に造り、ここが外気浴にも使えるといいなと思っています。造る造らないでいろいろご迷惑をおかけしましたが、「やっぱり造りたい。早く造りたい」という実にわがままなこちらの要望にも「あった方がいいですよねぇ」と気持ちよく受けてくださる高原さん、本当にありがとうございます。


外回りもリノベーションしました。外壁は小さな家に似合うクリーム色と茶色。額縁を無理言って造作していただき、駐車場からのアプローチには白い砂利と縁取りの石を丁寧に敷いていただきました。


ようやくやりたかったリノベーションが取り合えず終了。簡易旅館業の届け出も済ませました。サウナの仕上がりを待って、来年春には始めたいと思っています。


このSecond Houseの名前は『ホッポッタ』。


フィンランド語で「せせらぎ」という意味です。カタカナで書いたらとっても可愛くて、イメージに合っていたので、直感的に決めました。Second House sch-sch同様、ぜひ、皆様に選んでいただける、人肌の温もりを感じていただける家にしていきたいと思っていす。どうぞよろしくお願いいたします。


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